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bonnsaiの鉄人
今回はアイアン盆栽士。

皆さんご存知。雅園。園主 島 義典さんです。
目覚めよアイアン盆栽家。


一人で写真撮るの嫌やから一緒に撮ろう。
と、言う事で左からヒロやん、島さん、近代盆栽のスタッフと。

本日のお題。だるまくちなしの改作。

改作の目的
3廻り位サイズの縮小。
改作前サイズ。幅27,0×24×高さ17センチ。

改作する理由
各枝先の間延びの改善。
改作後、国風盆栽展の3点飾りの添えのサイズに
もちろん合格クラスを狙います。
改作後あと2作芽摘みと葉刈り


ではまず葉がりから。
花咲いているのにもったいないですねー。




商人と職人との違いは常に売れる状態に保つのか、樹の今後を考え大きな改作を施すのかです。




葉刈り完了。

盆栽は花の良し悪しではないよ、まず樹を良くする事を第一に考えて剪定する事です。
葉刈り後、まず視覚的に邪魔だと思うところを切る。
枝の追い込みは一種ばくち的な所があるね。
とは言う物の出来るだけ確実な方法でやるに越した事はないけどね。
まずその木の状態が良いもの(培養の良い素材)を使う事。
これは基本中の基本やね。元気をつけて強い仕事をかける。又、元気を付けて仕事をかける。これがこつです。

葉刈り後、正面の決定を考える。
完成後のサイズを考慮して、小品飾りの中段の上、はね出し。
もしくは3点飾りの添え。国風展の添えには十分大丈夫でしょう。
国風展の添えの目標で作って行く。
右流れ、左流れ、両面作り、吹流しまで考えて作って見ます。
黄色い実の盆栽はくちなしときんず。2月頃まで実は持つし
綺麗だし。展示映えするよ。


サー追い込んで行くよ。



ひろやんから質問です。先生枝を追い込む時は頭からなんですか?
下枝からなんですか?切り込むときも針金かけも下枝からです。
一枝切る。確認する。又一枝切る。見る、考える。くりかえしです。



ここで一番大事なことは枝先の太さを揃えることやね。それと幹と枝の太さや配置は感性やね。フィーリングや。
たくさんの樹を見て勉強する事やね。


追い込み後に針金を荒がけする。
くちなしは芽吹きの旺盛な樹種です。針金やカットパスターが被っても大丈夫。


流れが出てきた。完成。






こんなん出ましたけどー

完成後寸法
高さ7,5×幅16,5×18,0
お見事。

第一段階の整枝完了。後は、各枝の充実を待って更なる樹格アップを
図ります。この樹、追跡レポートします。
盆栽の手入れは性格の出るものです。
最大の極意はとにかくまめに几帳面に樹作りすることです。
此れにつきますね。

島講師、本日は、お疲れ様でした。
この後も追跡お願いします。

おまけ
でぶやツーショット
まいうー




鉄人ファイルNO、0002
四国の虎 国風展、請負人
島 義典さんでした。

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